曲が仕上がらない!間に合わない!と焦ったら?〜本番・コンクールの直前に〜

こんにちは。さいりえです。
タイトルにドキッとするかもしれません。

3日後に本番がある!!コンクールがある!!

でも・・・弾けていない。

もも
怖い、怖すぎる、もう無理、逃げたい、変な夢まで見る、あ〜〜もう、知らないままに気がついたら本番の翌日になってくれないかなぁ!

さいりえ
あ〜、ヤバイ感じになってるなぁ・・・(でもよくわかる)

長年ピアノを弾いていたらきっと一度は感じたことがある、この気持ち。

でも、ちょっと落ち着いて。

今日はそんなときに「やってはいけないこと」「練習の前にできること」「練習のポイント」を書いていきます。

これを読めば、少し落ち着いて本番を迎えることができますよ!

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本番に間に合わない!どうしよう?

直前になっても仕上がらないことほど怖いことはない

〜〜〜追い詰められて〜〜〜

直前になっても仕上がらないことほど怖いことはないですよね。

もうこわすぎます。

練習不足?それとも?

レッスンの中でもときどきやってくる、この場面。

今週末にコンクールがあるのに弾けていない、暗譜もあやしい、間に合っていない・・・

あなたの表情も重く、涙ぐんできます。

うさぎ先輩
決して怠けていたわけじゃない。毎日一生懸命練習しているのに・・・
さいりえ
わかるよ。いろんな原因があるからね。

本当はそうなる前に対策しなければならなかったのですが、とにかく現状は大ピンチです。

(ギリギリになってしまう要因はこちらで見つかるかも?→練習や演奏がイマイチうまくいかなかった・・・そんなときこそ次に生かそう!〜4つの原因と対策〜

いちばんやっちゃいけないこと

とにかく猛練習するしかない、と思われるかもしれません。

でも、ちょっと待って。

あなたはいま、精神的にも頭の中でも、整理が出来ていない状態です。体も硬くなります。

こんな時にピアノに向かうと、むきになってワーーーっと弾いてしまいます。

良くなるどころか、「うまくいかない演奏」「雑な音色」を繰り返して自分にインプットしてしまっている状態です。

これではむしろ逆効果で、残念ながらほぼ悪影響しかないでしょう。

何より、音楽を深く感じ奏でられる状態ではありません。

実はこれ、いちばんやっちゃいけないんです。

やっちゃいけない理由は2つ。

ただあせって弾きまくるのがダメな理由

・よけいにあせってしまうから(精神面)

・体にも悪影響だから(身体面)

学生時代は、前日に無理に弾きすぎて手が痛くなってしまったりもしましたね。

少しでも状況を良くする努力を

私も「とにかくがむしゃらに」やってしまうこともありましたが、近年は減りました。

ちゃんと体や手、ココロを休めて、夜はしっかり寝ないと良い演奏はできません

また、演奏してお金をいただく身として、あまりに無計画な計画を立てないように気をつけ、本番に向けても前向きで建設的な気持ちや時間のつかい方を心がけるようになりました。

(それでも大なり小なり直前のあせりや不安はありますが)

そんな経験をもとに、本番直前の大ピンチの中で 少しでも状況を良くできること
について、書いてみたいと思います。

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ステップ1:どんなに不安でパニックでも、次のことを思い出そう

たいせつな心がけは、この3つ!

本番に間に合わないときの対策

・努力すれば、少なくとも「今」よりは確実によくできる

・そのためにできることを見つける

・前向きな気持ちになる!

とはいえ、

「前向きな気持ちになれっていってもなれないよ」
「不安と自分への情けなさから、それで頭がいっぱいになっちゃう」

こんな状態では、すぐに切り替えられないと思います。

でも、大丈夫、自分を落ち着けます。

実際の手順を書いていきますね。

ステップ2:自分を見つめて、整理しよう

では、ピアノからいったん離れて、あたたかいココアでも飲みながら、ふうっと一息ついて、白い紙を目の前に出しましょう。
(レッスンでは、いったんお話して落ち着いてから質問していきます。)

このような順で、自分の状況を整理していきます。

目標の確認

どんな演奏がしたいか? もう一度思い浮かべて書く(できるだけイメージして具体的に)

「とにかく完璧に弾きたい」「こうじゃなきゃいけない」という、正体がわからなくなりかけている凝り固まった発想をほぐします

そして、「今回は、~~を達成しよう」と、具体的にイメージして言葉にします。

(例:とにかく暗譜だけはしよう/多少のミスはこわがらないで、曲の世界を伝えよう/とびきり美しい音色で弾き始めよう/ホールの空間を感じよう)

イメージについてはこちら
● 曲へのイメージを浮かべるために必要な5つのこと
● 本番の緊張には事前のイメトレが役に立つ!すぐできるイメージトレーニングの方法

現状の確認・できることの確認

いま、できていることを書き出す

「全然ダメです」「間違えてばっかりでした」と言う人もいますが、100%ダメなんてありえません。
何か、できていること、前より良くなったことを探しましょう。

マイナス思考なときには→こころが元気になりたいとき。わたしの「処方せん」

目標に向け、あと数日、○時間で、何ができるか?を書き出す

できるだけ具体的に、かかる時間も考えて書いてみましょう。
できないことや、ハッキリしないことはこの際思考から外すか、掘り下げて考えましょう。

気持ちを前に!!

今日より明日、明日より明後日。確実に良くする!と自分で強く決める

こういう「精神」は重要だったりします。

正体の見えない「完璧な演奏」から離れる

ここまで、いかがですか?

頭が整理され、前向きな気持ちになれれば、、、泣いていた頃より、たくさんのことができるようになります。

自分にとっての「完璧な演奏」を求めるのは大切です。
もちろん、最後のレッスンでもめいっぱい引き上げます。

でも、現実、漠然とした精神論だけではどうにもならないこともあるのです。

ただ漠然と「完璧な演奏」と「そうでない自分」を比べていては大変です。

精神状態を整え、できることを見きわめて残りの時間を過ごしましょう。

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ステップ3:ピアノの前に座って・・・

お待たせしました。
居ても立ってもいられなかったあなた、思考が落ち着いたところで、ピアノの前に座ってみましょう。

焦るときほど、息を吐いて、自分を見つめて練習してみよう

・ゆっくり弾く
・楽譜をもう一度見る
・落ち着いて、よく自分の音を聴いて

そして先ほどの項で設定した目標のクリアに向けて練習を行います!

猛練習が必要なら、できる限りやりましょう。
整理した練習や、指のワークが必要なら、それをやりましょう。

(参考記事)具体的な考え方はこちらから→本番で力を発揮するために必要なこと〜PDCAサイクルを弾きあい会で実践!〜

ピアノの前に座るだけが解決策じゃない

頭の中で構成や流れを確認できることがあるなら、音を出さずに楽譜と向き合います。今までの書き込みも役に立つでしょう。

また、暗譜が怪しいとき対策としての私のオススメは、白い紙に、曲の構成をザーッと書きこむことです。

時間が惜しいときは、お風呂に入るときや寝る前にも、心の中で曲を奏でたり録音を聴いたりしてみるのも一つです。

もしくは、気持ちや体をほぐすことでふっと弾ける状況なら、リラックスできることを優先します。

ピアニストやオーケストラのCDを聴いてみたり、同じ作曲家の違う曲を聴くのも、ときに本番前のあなたに強い影響を与えます。

バレエや写真を観て、視覚にはたらきかけるのも良いですね。スケッチするなんてことも!

何も、ピアノに向かってがむしゃらに弾くだけが解決策ではないのです。

(参考記事)直前に、こんなことをしたりします→練習しても演奏がパッとしないときにやってみたいこと12選!

気持ちの持ちようも大事です

ここまで、実際にできる行動について書いてきましたが、じつは精神面も同じくらい重要なんです。

気持ちの持ちようで、演奏も過ごし方も変わります。

最後に、精神面で意識するといいポイントを3つ書いていきます。

なぜこうなったのか?反省、後悔はあとで

なんでこうなっちゃったんだろう・・・
もっと早くから始めればよかった・・・

今考えても、残念ながら過去には戻れませんし、意味がありません。

舞台に上がるまでは、演奏に向けて思考を集中させましょう

でも、学びとして振り返るのは大切なので、本番が終わってから存分にふり返りましょう。

(ふり返りは大切です→練習や演奏がイマイチうまくいかなかった・・・そんなときこそ次に生かそう!〜4つの原因と対策〜

「今回しかできない経験」は学びになる

ピンチをチャンスに

転んでもただでは起きない

これは、どんな分野でも大切なことです。

今回しかできない経験。

いま、切り替えてがんばれば、今回しか学べないことがきっと得られる。

乗り越えられたら、きっと次に生きる。

無理にでも自分にそう言い聞かせてみてください

自分を認めて舞台に立とう

今できる中で、ベストの演奏を!

まとめ

この記事では、「本番前なのに弾けていない!」というときの考え方や対策について書きました。

・やみくもに練習しようと思わない

・現状を整理する

・今できることを見つける

・落ち着いて練習

・気持ちの持ちようもだいじ

・原因があるときは、終わってから反省会!

この記事の続編は、こちらです。

・このようなコワイ事態を防ぐためにできること
・次に繋がる振り返り

などを書いています。

少しでも、焦りを和らげ、前向きな練習と本番への助けになれば嬉しいです!

 

本番前に、たくさんできることはあります!

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