〜オンラインのピアノサークルやってます〜
ピアノを弾く方へ、
ちょっとした楽しみ・励み・学びをプラスするサークル。
Piano Plus+ サークルをのぞいてみませんか?
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こんにちは、さいりえです。
新型コロナウイルスの感染拡大、自治体の外出自粛要請等で、全国、いや世界的にオンラインレッスンが激増しています。
わたしも以前から、オンラインでのレッスン・練習サポートや演奏動画アドバイスサービスなどを行っているのですが、本格的に取り組むのはこの度がはじめて。
これをお読みいただいている先生方やピアノ学習者の方も、
と疑問に思われている方もおられると思います。
内容についてですが、一言で言えば
というのがわたしの所感です。
この記事では、具体的に知りたい方や「ピンと来ないよ〜」という方に向けて、
などをまとめておきたいと思います(後半の項目は、次回の記事に書きます→こちらです)。
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まず、「オンラインレッスンって何?」「どういうこと?」と疑問の方に、ご説明します。
最近広く実施されているオンラインレッスンは、このようなものです。
先生と生徒がそれぞれ自宅等のピアノの前に座り、ネット通信で一定時間(たとえば60分など)対話しながらピアノのレッスンを進めていくこと
わたしの場合、上記のケースに加えて、
なども行っています。
わたしのオンラインレッスン歴ですが、こんな感じです。
歴としては、超初心者ではないけれどまだまだ研究中…!といった感じです。
まずは、そんなわたしが、オンラインレッスンについて思うところ、所感を書いていきます。
とにかく、会わなくていいというのは、今の情勢で最大のメリットですね。
会わなくていいということは、先生と生徒、どちらも外出しなくてもいいということです。
対面でレッスンを行うには、レッスン中のリスクもそうですが、移動のリスクがあります。
わたしも遠方の生徒さんは1時間〜2時間以上かけて来られる方もおられ、とくに電車の方はご心配だと思いますので。
会わなくても、(内容や勝手はちがっても)レッスンできる!というのは最大の強みではないでしょうか。
また、内容によって
と意味があります。
また、定期検診のような感じで、1ヶ月や2ヶ月レッスンが完全にお休みになるのではなく、1〜2週に1回など、実際に顔を見て声を聞くことでお互いに安心することもあります。
もちろん、そこで演奏を聴いて、
と思うことも。
10〜20年も前なら、このように外出がままならないときはレッスンも完全にお休みになってしまったかもしれません。
それを思えば、いろんな選択肢がある時代です。
それに、現在のウイルス感染拡大の事態はまだ長期間つづきそうですし、オンラインをうまく活用できれば良いですよね。
次のような場合、オンラインレッスンをやりにくかったり、十分な成果を得られないこともありそうです。
対面レッスンとは条件が違うので、その条件に合わないこともあると思います。
その条件に合わせて、あなたに合う方法を見つけてみるのが一番と思います。
たとえば30〜60分の通信は無理でも、
など、アレンジすることは可能です。
「まったく何もない」よりは、ピアノの上達面でも、そして精神的な意味でも、得られるものが多いと思います!
さて、オンラインレッスンには以下のように、得意・不得意があります。
たとえば同じ60分でも、まったくいつもと同じように進めるのは良くないかなと思います(というか、難しい)。
いまのところわたしが思うことをまとめておきます。
※オンラインレッスンへのお互いの慣れや、使用するツール、機器にも関係しますし、ご参考程度にお願いします!
まずは、オンラインでも十分できる、対面レッスンの代わりになること。
譜読みや曲の分析、すぐに説明できるようなアドバイスについては、まったく問題なくできます。
具体的には
などですね。
また、分析や曲の背景、生徒さんの目標イメージのヒアリングなど、会話中心のこともスムーズです。
曲全体を聴いて、ざっくりとアドバイスすることも問題なくできます。
つぎに、ある程度できることです。
つまり
であれば、音楽的な内容にふみこんでも比較的伝わるように思います。
対面レッスンほどではないかもしれませんが、オンラインでもできるなと感じました。
また、講師側の模範演奏に関しては、講師側の環境を整えることで音質等を向上させることができるので、まだまだ可能性があると思います。
(すべての生徒さんに最適な環境を整えてもらうことはなかなか難しいので)
つぎは、オンラインではやっぱり難しいかな〜ということです。
まず、音色や立体感に関してはやはり限界があります。
「良くない」のはわかりやすいですが、「どの程度きれいか」「どの程度色合いがあるか」までは、やはり聴き取りづらいですね。
また、空間にどんなふうに響きが広がっているか…までは、ほぼ不可能です。
また、マイクや通信の具合によっては、プツプツ切れてしまうこともあります。
ですので、一曲通してしっかり聴いてほしい!という場合などは、リアルタイムで繋がずに事前に録音・録画したものを先生に送っておくのもひとつです(通信しながら弾くのではないので、途切れずに撮影できる)
いずれにしても、国際コンクールやクラシックの音楽番組のように、音響スタッフがおられて高性能なマイク等を数台立てて…なら、ずいぶん音や空間の違いもわかるとは思いますが、一般的なオンラインレッスンでそこまでするのはちょっと非現実的ですよね。
(せめて講師側だけでも、と思ってセッティングに日々工夫&苦戦しておりますが・・・!)
また、レッスンでは「あうんの呼吸」のごとく、空気や雰囲気、テンポ感(音楽だけでなく全体の)を共有しながら発展していくこともありますが、オンラインだとなかなかそこまでの共有は難しい気がしています。
無理なことは仕方ないので、オンラインに適した内容をしばらくやるのが良いかなと思っています。
ただ、数ヶ月とか長期化すると厳しいですよね。受験生などにとっては切実かと思います。
(いまのところ、条件、事情により通っておられる生徒さんもいます)
ここまで、オンラインレッスンは対面レッスンの劣化版のようにお伝えしてきましたが、さいごに「オンラインだからこそできること」「オンラインレッスンの強み」を考えてみたいと思います!
わたしは現在3アングルで映せる環境を導入しています。
以下はYoutubeに関するツイートですが、セッティングは同じ感じです。
初・Youtubeの生配信を行いました。
通信がとぎれとぎれになり、うまくいきませんでしたが、最大56人の方が見に来てくださいました。メッセージもたくさんいただき嬉しかったです😊設定や接続方法など見直してリベンジします🔥
生放送の告知はしばらく公式LINEから行います→https://t.co/vEju1NPUK4 pic.twitter.com/7RLnRL1DyF
— さいりえ / 崔 理英 ( Piano ) (@smomopiano) April 2, 2020
とくに手のアップにアングルを切り替えると、生徒さんがぐ〜っと顔を画面に近づけてのぞきこんでいました。
ふだんも、必要なときは生徒さんが弾くピアノのところまで行って手を見てもらったりするので、そんな感じでしょうか。
でも、ふだんは隣のピアノで弾いてしゃべりながら進めることも多いので、意外と手のアップをじーっと集中して見るというのは、オンラインならではかも?と思ったりします。
それに、ペダルのアングルもそうですね。
また、わたしが使っているZOOMというサービス・アプリでは画面の共有も可能です。
同じ画面を見ながら話したり、Apple Pencilで書き込んだり…ということもできます。
またZOOMはビデオ通話を録画することもできます。
ふだんのレッスンも録画される人もおられますが、一点からの録画だったり、映っていない部分があったりしますよね。
上に書いたようなわかりやすいアングルでの記録がそのまま記録されるので、復習に役立ちそうです。
※ZOOMは最近、セキュリティ・プライバシーの面で良くないニュースもあるようです。わたしももう少し調べてみようと思います!
レッスンって毎週のようにあるので、なにか変えようと思ってもそんなにガラッと変わらないですよね。
少しずつアップデートして、内容を深めたり高めたりしていく…という感じで、やり方を一新するっていう機会は少ないんじゃないでしょうか?
オンラインレッスンしか無理なんだったら、思い切って
など、別の内容を行うチャンスでもあります(下のほうの項目は、いま思いついて書きました)。
いつもと違う発見や、新たな道が見つかるかもしれませんね。
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これはふだんのレッスンがある期間も同じですが、できることってたくさんあります。
など、いろいろこの機会にやってみませんか?
わたしが書くピアノ練習特化サイト「Piano plus+」では、楽典テキストの取り組み方のポイントや、目標やスケジュールの立て方についても書いています。
よろしければご参考になさってください。
この記事では、
をまとめました。
本当は
等もご紹介しようと思ったのですが、長くなりましたので次回書きたいと思います!
追記…続編はこちらです。
〜参考記事〜
オンラインレッスンの記事ではないですが、ピアノの音を比較的手軽にきれいに撮れる iphoneむけ外付けマイクはコチラの記事でご紹介しています。
スマホでレッスンを受ける生徒さんも、外付けマイクがあるだけでずいぶん音が変わると思いますので、ご参考になさってください。
パソコンに繋ぐだけでかなり音質がきれいに届くのがこちら。外付けマイクよりもさらにおすすめです!
それでは、大変な時期ですが、ピアノに携わる皆さま、文明のチカラも借りて乗り切りましょう!
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