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こんにちは!さいりえです。
この夏も、打楽器によるピアノ奏法講座(通称:脱力講座)を開講しました(講師:中田麦)。
これまで講座を受けられた20名近くの方が口をそろえておっしゃるのが、つぎの2点です。
この記事では、
をご紹介します!
昨年は小学生や中学生の受講生が多かったですが、今年は高校生も多く受けてくれました。
まずは、受けられた方のご感想を紹介します。
生徒さんより、ご感想をいただきました(受講生のうち、一部の方のご感想です)。
小太鼓で脱力して叩くことによって、その後、ピアノを弾くと、脱力するぞという意識がなくても、勝手に脱力できている感じがありました。これからも余裕のある音作りにしたいし、小太鼓がなくても、腕を上から落とす方法を教えていただいて、すごく勉強になったので、弾く前にやります!
ピアノをするときに細かい音色のことを意識しますが、違う視点から(指で弾くではなく、脱力で下ろす)と考えると、客観的に見れてとてもよかったです。
いつも脱力講座の後、自分でも驚くぐらい楽に弾けるようになるんです。
麦先生のおかげで、本番でも楽に弾くことができました。
手が楽になったので、体も楽にしたらもっといい音が出せると思います。
脱力講座の前と後では自分でも音が変わったのがわかったと、驚いておりました。
また定期的に受講させていただきたいと思います。
中田先生の脱力講座、とても勉強になり、本人も驚いていたようです。
帰ってきてから聴いた音が随分と変化していて、角がとれたようです。楽になったとも言っております。
お二人の先生からの充実した時間をいただき感謝申し上げます。
では、講座の内容をご紹介していきます。
こんな悩みを抱えた人たちが受けてくれました。
※今回の受講曲は、ショパンや近現代のエチュードが多かったです。
打楽器による奏法講座はおもに、こんな流れで行います(生徒さんや状況により多少異なります)。
はじめに演奏
↓
曲の演奏解釈のアドバイスではなく、奏法の問題点やポイントについてのお話、カウンセリング
↓
打楽器の奏法を体験
・腕の重みを知る
・重力による落下を体感
・いくつかのスピード、拍感や腕の動きのパターンを実践
↓
十分に体感できたら、ピアノの演奏に戻る
・1回目との違いを体感(体の感覚や聴こえてくる音の違い)
・楽譜の中で、具体的なリズムや音形を取り出したポイント応用指導(必要に応じて打楽器に戻る)
↓
家庭でできる練習方法などをシェア
「打楽器を体験するだけで、そんなに音が変わるの?」と疑問に思う方もおられると思います。
ここからは、
について書いていきます。
身内で恐縮なのですが、なんとわたしも、受けてみました。
わたしの場合、こんな悩みがありました。
今回のポイントは、こちら。
太鼓による奏法レッスンの個人メモ📝
・「音を出す動き」ではなく「音を出す準備をする動き」を意識
・丁寧に発音する時=落下する時間がかかる=神経や体への負担はかかる
・体の末端ではなく根元から
・腕の重さがある方が太い音は出やすい。でもそれ以上に腕をどう扱うかの方が影響が大きい pic.twitter.com/MkVQnWwXlJ
— さいりえ / 崔 理英 ( Piano ) (@smomopiano) September 9, 2019
腕を振り下ろす動作について
1:ニュートラル(重力に沿う)
2:スピードを加える(落下の瞬間だけ一定のエネルギーがかかる。発音の瞬間には力は抜けている)
3:スピードを緩める(キープする動きが必要)わたしは「3」の状態で弾くことが多い。音を集中して聴きやすいし丁寧な打鍵にはなるが→
— さいりえ / 崔 理英 ( Piano ) (@smomopiano) September 9, 2019
曲や場所によっては1の方がもっと楽に音が出るし(調整や練習は必要)、2はスパイスやキャラクターの突出にもなる。もちろん音色も変わる。
指だけでなく、腕の落下スピードや軌道の変化。根元から自在に操れたらもっとスケールの大きな、そしてキレとしなやかさを併せ持つ演奏になるんだろうな…
— さいりえ / 崔 理英 ( Piano ) (@smomopiano) September 9, 2019
時間が短めだったこともあり、前半の打楽器体験とレクチャーが中心。
今回得たことを材料に、曲の中でどう料理するかは自分の問題です。
これまで講座を受けられた20名近くの方が口をそろえておっしゃるのが、つぎの2点です。
これはわたしも実際に受けてみて体感したことです。いくつかの理由がありますが、今回感じたのはついの3つ。
ピアノを弾くには、指先のこと、楽譜のこと、鍵盤のこと、考えることが山ほどあります。
丁寧に、音色を考えて、弾き分けて、流れにのって…と練習していると、どうしても自分のいつもの味つけになってしまったり、きれいに並べたような演奏になってしまったりしがちです。
そんなときに打楽器で
「腕を上げて、自然に落とす」
そんなシンプルなことに集中すること。十分に体感すること。
その『感覚』を得てからピアノの前に座って腕をおろすと、ガラッと音が変わるんですね。
これは実際に体感してくださいとしか、言いようがありません。
奏法講座ではこのように新しい発見が得られますが、演奏が劇的に良くなる、という保証はありません。
あくまで、
なので、曲の演奏に戻ったときに、
など自分なりに考え、実践し、応用する必要があるのです。
たとえるならば、シチューを作るときに、今までよりも上質の有機野菜や使いやすいお鍋を手に入れた、という感じでしょうか?
どう料理して最終的に作り上げるか、はその先のことなのです。
さて、ここまでご紹介しました奏法講座、秋以降もご希望の方には継続して行っております。
内容は、以下のとおりです。
・受講料:1時間6,000円〜(小学生の料金。内容・時間により多少変動あり)
・会場:京都市北区/出張は応相談
講師:中田 麦(なかた ばく)→中田麦Twitter / 中田麦プロフィール
講座・レッスンの詳細・お申込みは以下のページから承っております。
さいりえのお問い合わせページや、LINE@からでもご質問など承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
以前実施された講座のレポート
※私の生徒さんではなく、講座のみの単独受講です
高校生の生徒さんが受講された記事です。
小学生の方が受講された記事です。
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