なんで音楽やってるんだろう?なんだか最近しんどい。と思う人におすすめの絵本

大好きなピアノも、長年やっていると

「なんでやってるんだろう?」

「しんどい」

「また本番。うまく弾かなきゃ」

と思ってしまうことはありませんか?

 

そんなあなたを、きっとホッとさせてくれる絵本です。

先日お店で見つけて、パラパラとめくってみたらとても素敵だったので、思わず買いました。

ピアノとの出会い、葛藤

絵本「クマと森のピアノ」は、クマのブラウンとピアノの物語です。

 

ブラウンと、森のピアノとの出会い。

“なんて素敵な音だろう。”

       (「クマと森のピアノ」デイビッド・リッチフィールド作・俵万智訳/ポプラ社)

 

音楽にあふれた、夢のような日々。

でも…

“何かがちがう。何かが足りない。”

       (「クマと森のピアノ」デイビッド・リッチフィールド作・俵万智訳/ポプラ社)

 

こんな気持ち、だれもが抱えたことがあるのではないでしょうか。

楽しかったはずのピアノが、苦しい

仕事柄、ピアノの試験、コンクール、音大・音高受験に関わることが多いです。

中には、たくさんの舞台を踏んだり、大きな本番が近づいたりするにつれて、
どんどんピアノが「お仕事」のようになってしまう人もいます。

ふだんとっても素敵に演奏しているのに、舞台で思うように弾けなかったり・・・。

なんで弾いているんだろう?

そういうわたしも、ピアノとの向き合い方がよくわからなくなった時期がありました。

一番苦しかったのは、音大卒業を間近にひかえた大学4年生のころでした。

それまで、ピアノが好きで弾いていて、当たり前のようにいつもそばにあったピアノ

あるとき、自分がなぜ弾いているか、わからなくなったのです。

ピアノの前に座る時間が減っていき、なかなか自分の求めることがわからずにいました

なんの意味があるんだろう?

いったんトンネルを抜け、大学院に進学→就職→演奏活動を始めたものの、リサイタルの前になると不安が大きくなり、

なんで私なんかがピアノ弾いているんだろう。ほかに上手な人がたくさんいるのに。

なんの意味があるんだろう。

そんなふうに思うことも多々ありました。

それから、自分の演奏がどんどん良くなる気がしなくて、大学生(院生)のころより下手になるんじゃないか、という不安もありました。

自分への問い

いったい、何のためにわたしはピアノを弾いているんだろう?

ピアノを始めたとき、どんな気持ちだった?

これから先の人生、どんなふうに音楽とかかわっていきたい?

何度も問いかけました。

こたえはシンプルだった

そんな中、自分で見つけた「こたえ」はシンプルでした。

音楽が好き。

音楽を通して、人とかかわりたい。

どんなときも、結局ここに戻ってきます。

そして、

大きなことをしなくても、自分の足場でやっていけばいい。

世界でここにしかない、人と人とのつながりをだいじにしたい。

そうして一歩一歩踏みしめて歩いていくことで、「昔より下手になってるんじゃないか」という不安も薄れていきました。

自分が前に進んでいるかぎり、演奏もきっと進んでいく。

そう思っています。

「クマと森のピアノ」ホッとする絵本でした

そんな気持ちにぴったりくる絵本でした。

クマのブラウンとピアノとの出会い、成功、そして葛藤、自分自身への問いかけ・・・

最後にブラウンが見つけた大切なものは何だったのでしょうか。

 

ピアノを弾くことに悩んだこと、苦しい気持ちになったことがある人は、ぜひ読んでみてください。

優しくカラフルに描かれた絵とシンプルなメッセージにほっとします。

 

大人になって読む絵本はいいですね。

明日来る生徒さんも、最近気持ちが硬くなっている様子なので、見せてあげようと思います。

 

(余談)

※ストーリーはもちろんですが、動物好きなのでとくに気に入ったというのもあります!

クマのぬいぐるみを先日も買ったところなので・・・

新入りの「かーくん」です。

ピアノを弾くかどうかは・・・わかりません?

 

〜こんな記事もあります〜

同じ曲に触れても、感じる心は変化する [赤鼻のトナカイっていい曲ですね]

今日という一日は未来に繋がっている〜いつも「ご縁」を感じている話

「音楽の純粋な楽しさ」という原点に帰れた元日。

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ピアノが好き、もっと素敵に弾きたい!という方へ・・・

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