ブラームスとプーランク、それぞれのクラリネットソナタ

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こんにちは。崔理英です。
年度が変わり、卒業生を感慨深く送り出した3月の後は、4月、また新しい生徒さんとの出会いの季節でもあります。

さて、そんな中、李胎蓮さんのクラリネットリサイタル

李胎蓮リサイタル~クラリネットの宴~

いよいよ明日となりました。

ソナタから小品、新曲まで、盛りだくさんのプログラム、すでに予約満席となっているそうです。
高昌帥さん、朴守賢さんの新曲や編曲も、数日前に全曲の楽譜がそろいました。

期間が短い曲もありますが、出来立てホヤホヤの楽譜から音にしていく楽しみを感じて、リハーサルを重ねています。

新曲はお楽しみということで、今日は他のメイン2曲のご紹介を少々。

ブラームス:クラリネットソナタ 第2番 変ホ長調 Op.120-2

ドイツ・ロマン派の巨匠ブラームス。
彼は室内楽曲も数多く残しており、音楽の密度が高い名曲がたくさんあります。その中でも重要で有名な作品の一つが、このクラリネットソナタ第2番。

晩年、ブラームスの作曲意欲がまた強くなった頃に、クラリネット三重奏曲、クラリネット五重奏曲、そしてこの作品120の2曲のクラリネットソナタが生まれました。

穏やかな愛情あふれる第1楽章。
心の激動や葛藤が現れる第2楽章。
美しい旋律の変奏曲となっている第3楽章。

ブラームスらしく、美しいメロディと和音の緊密な動きが心に沁みいる美しい曲です。
なおこの曲はヴィオラソナタとしても演奏され、ヴィオラの方と共演したこともあるのですが、どちらも味があります。

プーランク:クラリネットソナタ

プーランクはフランス6人組の一人。若い頃はサティに傾倒していました。
モーツァルトのことをとても尊敬しており簡素でセンスのある作風は独特の魅力があります。

クラリネットソナタはこれも晩年に書かれ、作者の死後に初演されました。
言葉にできない、なんともいえない(私のボキャブラリーが乏しいだけかもしれませんが・笑)空気感、優しさ、切なさがあります。
クラリネットの音色が、曲の世界観にマッチしていて、雰囲気のある空間を作ります。

この曲は私もとても気に入っています。

プーランクのピアノ曲は、前回のリサイタルで初めて演奏しました。
ヴァイオリンソナタなども素敵なので、これからもレパートリーを広げていけたらと思っています。

これらの2曲に加え、高さんの委嘱作品(明日初演!!)、朴さんの素敵な作品、また他にもクラリネットとピアノで奏でる楽しい小品たちをお届けします。

李さんとの全リハーサルも完了し、明日に向けて体調、調子を整え、上げていきます!

良き1日となりますよう。
皆さまも良い週末をお過ごしください。

 

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