名古屋にてコンクール審査。と、講評用紙について

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先週末は、ヤマハジュニアピアノコンクールの審査に2日間名古屋まで行ってまいりました。

名古屋にてコンクール審査。と、講評用紙について

JR名古屋駅。
名古屋には学生時代からもときどき行くことがあったので、懐かしいです。

会場は、電気文化会館 ザ・シンフォニーホール

会場は、名古屋市から地下鉄で一駅の 電気文化会館 ザ・シンフォニーホール。

ザ・シンフォニーホールは大阪だけでなく名古屋にもあるんですね!
いろんな方のリサイタルのチラシも貼ってありました。

初めてこのホールでリサイタルをする人向けの、とてもオトクなプランもあるとか。

とても響きの良いホールでした。

3,4年生の部で、審査と講評用紙記入

今回は3,4年生の審査。
各楽器店の予選で選抜された精鋭たちの晴れ舞台です。

制限時間3分の間に課題曲・自選曲を演奏します。

私達審査員は、それぞれに評価点をつけながら直筆の講評用紙を記入。

講評記入も、以前よりは慣れてきました。
初めて書いたときには短時間でまとめられずにお弁当を食べながら続きを書いたり居残りしたりしていたのですが・・・

自分なりに、重視するポイントがまとまり、できるだけ素早く判断して文字にすることもできるようになってきました。

力みすぎてか、数日後まで手がしびれたこともありましたが、今回は大丈夫でした。

私の講評用紙

さてその講評、審査員によって書くことはきっと違うと思いますし、個人個人に届けられるものですので
詳しく書くことはできないのですが、

・その人のやりたいこと、良いところを見つけ、認める
・できるだけ課題やアイディアを具体的に提案

これらを意識して書きました。

200枚近く書いていると、同じ単語もたくさん出てきます。
それぞれの方に違うアドバイスをと思うのですが、ある程度共通した、大事な課題というのもやはりある、というのが実際のところです。

今回全部をまとめて振り返り、私が多く書いた単語は・・・

「正」の字で統計したわけでもなく、ただの漠然とした記憶で
ものすごく大雑把ですが、大体私という人間が何を重視しているかを表しているかもしれません。

ひびき、バランス・・・たぶん100回以上
拍子感、拍、リズム・・・たぶん100回以上

和音、変化・・・たぶん80回以上
フレーズ、メロディ、流れ・・・たぶん80回以上

モチーフ、形、音の方向・・・たぶん50回以上
指先、鍵盤、タッチ・・・たぶん50回以上
イメージ、表現、美しく・・・たぶん30回以上

こんな感じだった・・・ような記憶です。

特に複数の方に書いた記憶のあることは・・・

少しだけ思い出して書いてみます。

バロック時代の課題曲

・横のラインで聴き、それを音にできたか?

・皆さん、テーマの始めの方はよく出されるのですが、そのテーマの後半まで聴けているか。
(例)小節線をまたぐとき。もう片方の手に新たな呼吸、フレーズが生まれるときに、もとのモチーフも同時に歌い続けて音にできるか。

・拍子感を感じながら自然に流れているか

・指、タッチのコントロール

自由曲

・曲の中の和声が変化していくことをよく感じよう

・各フレーズの展開が変化していくことに、敏感に気づこう

・勢いのある曲でも、やっぱり音の粒や拍子感、テンポ感はだいじ。

・思っていることをより伝えるためには?

こんなことを具体的な演奏や曲に合わせて一生懸命書きました。

もちろん、その方が持っている音の個性や音楽の感じ方で素敵なところも、合わせて書かせていただきました!

将来性・未来がある!

ものすごくバランスが良くて音色が美しく、リズムや空気感も独特のセンスを持って
とても素敵だな!と思う演奏もありました。

私が3,4年生の時にはあんなに弾けなかったと思います。

さすがに県大会まで進まれるだけあって、皆さん持ち味があって、楽しく聴かせていただけました。

ご本人はもちろん、親御様や指導者の先生はすごいなと素直に思います。

コンクールなので、評価もつけなくてはいけないのですが・・・

まだまだこれからの年齢の皆さんなので、一時の評価は一つの参考にとどめて、
どんどん伸び伸びと音楽に親しんでいってほしいと思います。

なぜか私も撮っていただいちゃいました。

楽しい出張でした。

帰り道には、名古屋遠征でおなじみ、山本屋の味噌煮込みうどんをいただきました。

久しぶりのお味は懐かしかったです♪

今回、私が大学院修了直後に就職しお世話になった財団法人ヤマハ音楽振興会の方々に本当に久しぶりに再会できましたのも
とても嬉しく感激でした!

これからも音楽の仕事を通し、どこかでご縁、繋がりが続きますことを願っています。

 

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