当サイト、Piano Plus+が運用するTwitterアカウント「ぴあのぷらすメモ(@pianoplusmemo)」のツイートをまとめていきます。
この記事は、拍子やテンポ、リズムに関するツイートをまとめました。
もも
あなたの今のお悩みに合う「ひとこと」はありますか?
拍子・拍子感に関するツイート
音楽の奥底にある脈。それがパルス。
🔸パルスの存在
曲の中の心臓の脈拍。
トク、トク・・・
と、ずっと生きて流れている。
✓休符で音がないとき
✓タイで音がないとき
✓フレーズの終わりの音が拍頭にあるとき(※)
✓流れがすごく流暢で、サァっと流れていく曲でも、パルスは存在してる。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) July 21, 2019
拍の感じ方で、音楽そのものが変わる
🔸拍の感じ方で音楽が変わる
3拍子
1・2・3
1〜2〜3
1−2−3
1_2_3⤴
1.2. [3]1〜2〜3
と弾くときと1..2. [3]⤴
と弾くときでは音楽がまったく違ったものになる(記号はイメージ)
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年5月9日
大きな弧をえがく
🔸大きな弧をえがく
同じテンポでも、音楽のまとまりをどう捉えるかでまったく異なる。
1拍ずつ?
1小節ひとつ?
それより長く?フレーズが短くなってしまうときは、手で大きな弧をえがきながら歌ってみる(例:2小節で円または半円をえがく)。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年5月24日
テンポ(曲の速度)に関するツイート
右手と左手と自分の中のテンポ感、合ってる?
🔸右手と左手と自分の中のテンポ感、合ってる?
右手と左手(または複数声部)がしっくり合わない原因は自分の中のテンポ感にあることも。
まずは、自分の中の確固たる拍とリズム。
そして、それぞれの手。
そして、曲の中のあらゆるリズム、フレーズ、テンポ。
どれが欠けてもうまくいかない。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) September 7, 2019
メトロノームは取り扱い注意?
🔸メトロノームは取扱い注意?
便利なメトロノームだけど、いつも細かくカチカチ合わせすぎると
・大きな流れを見失いやすい
・音の価値が一定になりやすい
・フレーズが短く同じようになりやすい
という弊害がある。
・始めのテンポ確認に
・カチカチ使うのは限定的に
使うのがおすすめ。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) July 29, 2019
焦ったような演奏になる原因
🔸焦ったような演奏になる原因
✓手と体、心の中のテンポ感が合っていない(指の動きだけがやたら速いとか)
✓打鍵が浅い、すべる、ムラがある
✓呼吸が浅い、短い、呼吸ポイントが少ない、
✓よく聴けていない(フレーズの終わりや長い音の伸びなど)
✓体が固まってしまっている
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) September 8, 2019
なんだか重たい演奏になる原因
🔸なんだか重たい演奏になる原因
✓リズムのとらえ方が定まっていない
✓すべての音を同じ意味、同じ価値にとらえている
✓腕や指の動きのスピードや向き、確実性が足りない
✓曲の分析、構成ができていない、定まっていない
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) September 8, 2019
遅い・重い・停滞してるときの対策は?
🔸遅い・重い・停滞してるとき
メトロノーム速度を上げる以外の選択も考える
✓テンポはほとんど上げずに、音楽の流れ・フレーズのとらえ方を大きな単位に変える
✓打鍵スピードを変える
✓リズムのキレを意識する
✓音の方向性への意識を強める
ただテンポを上げても何も変わらないことも多い
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年4月25日
テンポをぐっと上げたいとき
🔸なかなか速く弾けない部分のテンポを(音楽的な理由で)ぐっと上げたいとき
✔︎数個の音グループを取り出し、今までやったことがないくらい速く弾いてみる
✔︎拍の取り方や呼吸の単位を大きく広くしてみる
✔︎柱となる音や和音を頼りにトントーンと流れに乗せてみる
✔︎全ての音を把握する
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) September 1, 2019
テンポを上げていくときの注意
🔸テンポをだんだん上げていくこと について補足
・技術面に難が出てきたとき、的確にポイントを見抜きそれに合った練習方法を見つける
・だんだん上げるのではなく、エイッとテンポを上げることも必要
・テンポを上げたときのイメージをもってゆっくり練習する(例/打鍵・移動スピードや表情)
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年5月24日
「ゆっくり弾く」だけでは見つからないもの
🔸「ゆっくり弾く」だけでは見つからないもの
ゆっくり音を感じ、聴きながら弾く練習は意味深く、基本の1つ。
でも曲によっては、ゆっくりだけ弾いていると
✔︎モチーフや曲のキャラクター
✔︎長い流れや大きなまとまり
✔︎本来のリズムや生命力
✔︎技術的な重要事項
などが見えなくなる。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) July 7, 2019
🔸ゆっくり丁寧に弾くだけではまだ見つけられない、曲の生命
ゆっくり丁寧に耳を澄ませて弾くことで、多くのものを得られる。
でも、見つけられないものもある。
その曲のリズムの性格、動き、流れ。
ただそこに置いていたリズムが、生き始めるには?命を得るには?
ちがうアプローチが必要。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) September 7, 2019
動体聴力をみがこう!
🔸「聴けなくなる」境目
ゆーっくり音を聴いて弾くと、音の中身まで感じられる。
それが、音楽の深さになり面白さにもなる。
しかしテンポを上げていくと、ある一定のラインから、途端に聴きにくくなる。
余裕がないと、音の頭しか聴けない。
動体視力ならぬ、動体聴力を鍛える必要がある。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) July 7, 2019
参考記事
ピアノの本番で緊張してあせる、速くなる人へ。失敗を防ぐ練習方法は?

参考記事
ゆっくり練習VS速い練習、どちらが効果的?それぞれのメリットとポイント

細かいリズムや全体のリズム感に関するツイート
生きたリズムって?
🔸生きたリズムって?
・楽譜通り音を出しても
・速いテンポで弾いても
・スタッカートやアクセントをたくさんつけていても…それがリズムの良い演奏とは限らない。
リズムという生命が音楽の奥底から音に乗り、拍感が曲にピタッと合っていくと…
ちょっとした部分も、音楽が生きて動き出す。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) September 13, 2019
リズムのある音
🔸リズムのある音
タタタタ…と4つの音を同じテンポで弾くとき
リズム感のある演奏
しゃべるような演奏
たっぷり歌う演奏
べたっとした演奏まだまだいろいろある。
リズム感が重要な曲は多い。
16分音符を2-3個弾くだけで、リズムの有無が出る。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年6月4日
「ブンチャブンチャ」系の伴奏形で意識したいこと
🔸「ブンチャブンチャ」系の伴奏形で意識したいこと
✓「ブンチャ」1セットではなく、それらが連なってどう進むか
✓「ブン」(バス)の音質やフレーズ感、拍感
✓「チャ」(裏拍)の和声の響き、バランス
✓「チャ」はただ弱く軽く弾くだけとは限らない。裏拍のキャラクターや変化が出ると面白い
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) September 8, 2019
ショパンのエチュードはリズム感も大事
🔸ショパンのエチュードはリズム感も大事
16分音符をただの羅列として弾くのか、音の意味をひとつひとつ感じて歌えるのか。どんな激しい曲であってもメロディとして。
どのように色が移り変わっていくのか
その音グループ、ベタ弾きになってない?
やっぱりメロディ、リズム、ハーモニーの3要素。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年4月30日
楽譜のリズムの個性を表現しきれないとき
🔸リズムがイマイチうまくいかないとき
楽譜のリズムの個性を表現しきれないとき。
そのリズムを手拍子で打ってみよう!
指で弾くよりも、腕の使い方やリズムグループの解釈のヒントが得られることがある。
理想は、良いお手本を見せて(聴かせて)もらうこと。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年7月7日
3連符などの連符でありがちなこと
🔸3連符などの連符でありがちなこと
✓歌っているつもりで、等分できていない
✓始めにアクセント+後ろの音を聴けず、短くなる(3連符の3つめ、5連符の4,5つめなど)
✓連符のおわりから次の拍に(音楽的に)繋がっていない
(対策)
・それぞれの音の音価を確実に感じる
・一音ずつすべて歌う— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) 2019年7月3日
3連符の連続について
🔸3連符の連続
気づいたら、「Tatata, Tatata,」というふうに3つの頭にいつもアクセントをつけてしまうことがある。
たしかに、拍の頭は大事。
でも、「Ta tatatatata Ta tata…」とか「tata tatatata ta…」のように、抑揚やまとまりの単位を変えてみるとガラッと流れが変わって歌えたりする。
— ぴあのぷらすメモ (@pianoplusmemo) July 21, 2019
参考記事
ソルフェージュ・リズムのコーナー[第1回]連符と2対3、3対2のリズム〜2拍3連も!〜

ソルフェージュ・リズムのコーナー[第2回]あの名曲にも!3対4・3拍4連のリズム

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