大久保賢氏著の「演奏行為論」レクチャーコンサートのご案内

20180924演奏行為論レクチャーコンサート

ピアノを弾いていれば、きっと誰もが一度は思うこと。

バッハは古い時代に弾かれていた通りに弾かなきゃダメなの?

あの人の解釈は間違っている?

好きに弾いちゃダメ?

毎回同じ演奏をすることが素晴らしいの?それとも?

演奏は自分のため?聴衆のため?

ピアノを弾く側と聴く側、何が違うの?

アマチュアでピアノを弾き続ける中に、なにがある?

こんなたくさんの気になることについて、とてもわかりやすく、鋭く、具体的に論じられた本があります。

大久保賢氏著、「演奏行為論」。

この本をもとにしたレクチャーコンサートのご案内です。

レクチャーコンサート「演奏行為論 vol.1」

2018年9月24日、大阪・天王寺にあるオンガージュサロンにて、レクチャーコンサート「演奏行為論 vol.1」が行われます。

9月24日はすでに満席だそうで、9月26日(水)にも公演が行われます!

20180924演奏行為論レクチャーコンサート

大久保賢氏の著書「演奏行為論」をもとに、

  • 著者ご本人のレクチャー
  • 3人のピアニストによるバッハ実演
  • そして対談

というプログラムです。

演奏行為論レクチャーコンサート プログラム

第1部:レクチャー

著者の大久保賢氏によるレクチャーが約50分。

書籍の内容に沿って行われます。

第2部:3人のピアニストによるバッハ実演

「演奏行為論」では、バッハの演奏について2つの軸、それぞれの組み合わせで4つのタイプが存在すると述べられています。

  • チェンバロ志向⇔ピアノ志向
  • HIP志向⇔反HIP志向

※HIP=historically informed performance の略で「史実を踏まえた演奏」の意味。

これを、実際の演奏を聴きながら考えてみよう!というコーナーです。

演奏者、曲目は以下の通り。

呉 多美(おお たみ)・・・半音階的幻想曲とフーガ(幻想曲のみ)

趙 博美(ちょ ばんみ)・・・イタリア協奏曲 第1楽章

崔 理英(さい りえ)・・・平均律クラヴィーア曲集第2巻より 第17番 変イ長調

とくに、このレクチャーコンサートの主催者でオンガージュサロンのオーナーでもある、呉多美さんの演奏は、

  • チェンバロ×HIP志向
  • ピアノ×反HIP志向

の2種類の演奏を弾き分けられますので、必聴ですよ!

オンガージュサロン主宰のたみぃ先生のブログ

第3部 対談・シェア

第1部、2部からの流れで著書の大久保賢氏と3人の演奏者で対談します。

客席との距離もとっても近いサロンなので、参加者の方のご意見もシェアできるかも?

どんなお話になるか、お楽しみ!

過去にオンガージュサロンで行われたイベントはこちらでもレポートしています。

打ち合わせに行ってきました!

20180924打ち合わせ

先日、打ち合わせに行ってきました。

「演奏行為論」について大久保先生のお話をうかがったり、それぞれの演奏や思うことについて意見を交わしたり。

実演のリハーサルも。

わたしの演奏は、チェンバロ志向?ピアノ志向?HIP?反対HIP?

さいりえ
自覚では、ピアノ志向×HIP志向・・・かな?

つまり、「現代のピアノという楽器の特色を生かしながら、バッハの楽譜や当時の演奏スタイルを尊重した演奏をする」ことをめざしている(つもりです)。

20180924演奏行為論リハーサル

実際に演奏してみて、大久保先生からは「色彩感があって、オルガンを思わせる演奏ですね」とコメントをいただきました。

オルガンは、ピアノ志向に属するとのことです(チェンバロではなく)

「ピアノ(オルガン)志向×HIP志向」ということで、自分の自覚どおりに聞こえていたようで、面白かったです。

当日まで、いろいろ思考を練りながら準備していきたいと思います!

コンサート詳細

20180924演奏行為論レクチャーコンサート

日時:2018年9月24日(月・休)14:30開場 15:00開演

会場:オンガージュ・サロン

入場料:2,000円(書籍付き・4,500円)

9月24日はすでに満席だそうで、9月26日(水)にも公演が行われます!

☆10:30開演

☆演奏者は、呉多美さん、生駒三都さん、文陽子さんです。

お問い合わせ:090-9996-0330 engagesalon1646@gmail.com

オンガージュサロンのHPはこちら

 

書籍「演奏行為論」について

演奏行為論は、以下の構成で書かれています。

第1部 演奏の諸相

  • 第1章 バッハをピアノで弾く〜演奏の平行世界(パラレル・ワールド)〜
  • 第2章 作曲家の代理人〜「解釈」としての演奏〜
  • 第3章 作品から遠く/近く離れて〜「創造」としての演奏〜
  • 第4章 演奏それ自体〜「技芸」としての演奏〜
  • 第5章 内向きの演奏、聴き手、アマチュア

第2部 演奏の行為論

  • 第6章 音楽作品の演奏ゲーム
  • 第7章 演奏のマネジメント〜演奏のコミュニケーション論〜

演奏家なら気になること、ちょっと口にしづらいことについて、とてもわかりやすく考察されています。

また、さまざまな主張、流派があるが、

  • それぞれの立場で信念をもって行っている
  • どれかを間違っていると断罪するものではないのだ

という、著者の大久保氏の優しさを感じました!

レッスンしながら気になっていたこともあったので、興味深く読みました。

コンサートにお越しのかたもそうでないかたも、ぜひお手にとって読んでみられてくださいね。

10月以降のコンサート予定はこちらのページをご覧ください。

ピアニスト崔理英・コンサート案内

◇◇◇
ピアノが好き、もっと素敵に弾きたい!という方へ・・・

LINE@はじめました! ご登録はこちらのボタンから。
友だち追加
もしくはID検索→「@cac2640m」から「友だち登録」していただけます。

くわしくは→「LINE@:さいりえのピアノレッスン室」はじめました!
◇◇◇